森有正エッセー集成 索引

森有正エッセー集成(ちくま学芸文庫)の索引

[語彙]出会い→邂逅

[語彙]定義(デフィニール, definir)

集成1

『バビロンの流れのほとりにて』
  • 1954/2/16: 120
  • 1956/3/24: 129
  • 1956/3/26: 139
  • 1956/8/29: 177
  • 1956/8/30: 183
  • 1956/9/2: 194(「記憶」を定義する事実), 197
  • 1956/9/3: 203(定義の極致)
『流れのほとりにて』
  • 1957/4/16: 212
  • 1957/4/18: 225, 227
  • 1957/4/19: 232
  • 1957/4/20: 238
  • 1957/4/21: 248
  • 1957/4/22: 253-255
  • 1957/4/25: 260
  • 1957/4/26: 266
  • 1957/6/1: 278, 280, 281
  • 1957/6/16: 300
  • 1957/7/5: 312(至高の定義)
  • 1957/7/7: 315
  • 1957/7/8: 319, 320
  • 1957/7/18: 322, 323, 324, 325
  • 1957/8/13: 339
  • 1957/8/22: 346
  • 1957/9/14: 369, 370
  • 1957/9/15: 371(人間的水準における定義), 373, 374
  • 1958/2/3: 415, 416
  • 1958/2/10: 422-423
  • 1958/2/15: 424
  • 1958/2/16: 428
  • 1958/2/24: 433
  • 1958/3/6: 438
  • 1958/3/7: 440
  • 1958/3/14: 445
  • 1958/4/27: 458
  • 1958/4/30: 464, 466

集成2

『城門のかたわらにて』
  • 1958/7/5: 007, 008, 014
  • 1958/11/2: 028
  • 1958/11/4: 035
  • 1958/11/11: 042
  • 1958/11/19: 051, 052
  • 1958/12/14: 061
  • 1958/12/25: 071
  • 1959/1/1: 083
  • 1959/1/3: 087
  • 1959/8/19: 096, 097
  • 1959/8/25: 111
  • 1959/9/3: 116, 117
  • 1959/10/2: 140
  • 1959/10/3: 141
  • 1959/10/10: 150
  • あとがき: 155
  • 一九六八年版へのあとがき: 157
『砂漠に向かって』
  • 1952年 ノエルの宵: 188
  • 1956/7/15: 200
  • 1963/4/13: 203, 210(経験の定義)
  • 1963/9/8: 218
  • 1963/9/13: 237(神の正義の端的な定義)
  • 1965/8/1: 247(文明というものの定義の一部)
  • 1965/12/29: 256(自分というものの定義)
  • 1966/1/10: 265(定義は崩されてはまた建て直されるのである)
  • 1966/9/18: 302(意志の定義), 303
  • 1966/11/27: 307(自分の個人的な経験が歴史と伝統との中に伝えられた言葉を定義するに到ること)
  • 1966/11/30: 313
  • 1967/4/23: 367(「社会」を定義する実体)
  • 1967/5/28: 378, 380
  • 1967/6/3: 386(個人を定義する歴史の積分的総和である経験)
  • 1967/6/6: 398-399
  • 1967/6/7: 399(どのように信仰を定義するのか)
  • 1967/6/8: 406
  • 1967/6/9: 411(アランの「定義集」の翻訳), 414(「定義」), 417(「定義」)
  • 1967/6/10: 419
  • 1967/6/11: 422
  • 1967/8/21: 452, 453(定義と命名
  • 1967/8/30: 458
  • 1967/8/31: 477, 480
  • 1967/11/4: 491
  • 1967/11/7: 495(時間の一つの定義)

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「霧の朝」: 015(究極の定義), 016-017, 022, 024, 032
  • 「ひかりとノートル・ダム」: 057-058, 071, 075
  • 「遥かなノートルダム」: 078, 082, 085, 087, 097, 107
  • 「ある夏の日の感想」: 124, 130-131, 134
  • 「パリの生活の一断面」: 149, 151, 153, 156, 158-160, 163-164
  • 「ルオーについて」: 177, 183-186, 189-190, 205
  • 「思索の源泉としての音楽」: 212-213
  • 「滞日雑感」: 228

集成4

『旅の空の下で』
  • 「変貌」: 017, 029, 035, 038, 045, 047, 049, 050, 057, 058
  • 「旅の空の下で」: 078, 088
  • 「早春のパリから初秋の東京まで」: 119, 130, 135
  • 「『ことば』について」: 147, 154, 155
  • カルティエ・ラタンの周辺にて」: 185, 204, 206
  • 「初秋のパリから」: 214-215, 217
  • 「偶感」: 238, 244
  • 「シャルトルと法隆寺」: 251, 252
その他
  • 「リールケのレゾナンス」: 260(極限を定義するもの), 265(感覚の定義), 270, 277

集成5

『木々は光を浴びて』
  • 「雑木林の中の反省」: 028, 029, 035
  • 「木々は光を浴びて、……」: 054, 056
  • 「暗く広い流れ」: 097
  • 「パリで中国を想う」: 122, 129
  • 「大陸の影の下で」: 142, 162, 166, 174-176
  • 「パリ」: 241, 243
「故国日本にまつわるエッセー」
  • 「現下の時点にあたって思う」: 299
  • 「三十年という歳月」: 308(自己が自覚〔定義〕され)

[語彙]抵抗、反抗

集成1

『バビロンの流れのほとりにて』
  • 1953/12/27: 099(反抗)
  • 1954/2/16: 120
  • 1956/4/1: 151(全体として分解しないで抵抗する個体)
『流れのほとりにて』
  • 1957/4/18: 219(拮抗作用)
  • 1957/4/21: 246(反抗)
  • 1957/4/22: 253(無抵抗感)
  • 1957/5/16: 272
  • 1957/6/16: 303
  • 1957/7/5: 312
  • 1957/7/20: 328(時の流れに抵抗する重味)
  • 1957/7/25: 335(硬さと抵抗)
  • 1958/2/2: 413(抵抗力の強さ)
  • 1958/2/17: 428(反抗)

集成2

『城門のかたわらにて』
  • 1959/10/3: 143
『砂漠に向かって』
  • 1952年 ノエルの宵: 166(強い抵抗性), 172, 184(硬い、抵抗力のある、どうにもならないもの)
  • 1956年 初夏: 198(本当の抵抗と主張、要求)
  • 1965/12/4: 251
  • 1966/12/1: 316-317(反抗)
  • 1967/3/10: 324(反抗)
  • 1967/3/10: 326(抵抗)
  • 1967/3/29: 343(親でさえも抵抗し得ない事柄)
  • 1967/4/6: 353(私が経験する抵抗)
  • 1967/6/6: 394(理性の抵抗)
  • 1967/6/8: 404, 407
  • 1967/6/9: 409
  • 1967/6/18: 435
  • 1967/6/27: 444(不可抗的)

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「霧の朝」: 026, 029
  • 「ひかりとノートル・ダム」: 057(信頼と反抗)
  • 「遥かなノートルダム」: 089(反抗)
  • 「パリの生活の一断面」: 162(自己に抵抗するもの)
  • 「ルオーについて」: 184(いわゆる反抗なるもの)
  • 「滞日雑感」: 223
ノートルダム寺院を主題にする」
  • 「黄昏のノートルダム」: 262(激しい自然の障害と人間の抵抗), 274(石の抵抗)

集成4

『旅の空の下で』
  • 「旅の空の下で」: 071(反抗)
  • カルティエ・ラタンの周辺にて」: 188, 190, 197(情感と抵抗との問題), 199, 201(想いの流露に対する巨大な抵抗), 202, 205(素材との抵抗作用), 206
その他
  • 「リールケのレゾナンス」: 265(反抗)

集成5

『木々は光を浴びて』
  • 「暗く広い流れ」: 087

[人名][美術]ティチアン、ティツィアーノTiziano Vecellio

[人名][哲学][フランス]デカルトDescarte, René

[語彙]哲学スコラ哲学

集成1

『バビロンの流れのほとりにて』
  • 1953/10/9: 012
  • 1956/3/27: 141(大学の哲学科), 142(講壇哲学), 143
  • 1956/5/9: 168
『流れのほとりにて』
  • 1957/4/21: 250
  • 1957/4/26: 266
  • 1957/6/1: 277
  • 1957/7/18: 325(ギリシア哲学)
  • 1957/12/22: 397
  • 1957/12/25: 402
  • 1958/3/7: 440
  • 1958/4/27: 458(カントの先験哲学)

集成2

『城門のかたわらにて』
  • 1959/1/3: 086
  • 1959/10/10: 150
『砂漠に向かって』
  • 1963/4/13: 207
  • 1966/9/18: 302(哲学の用語)
  • 1966/11/30: 313
  • 1967/3/16: 330(哲学的研究)
  • 1967/6/9: 413(哲学の書物), 414(哲学と科学)

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「霧の朝」: 013(経験論哲学), 017(近代合理主義哲学), 019(教父哲学), 022
  • 「ひかりとノートル・ダム」: 053(古典哲学), 056, 063(常識哲学)
  • 「遥かなノートルダム」: 098(「哲学」)
  • 「ある夏の日の感想」: 128
  • 「パリの生活の一断面」: 138(「哲学雑誌」), 157, 160
  • 「ルオーについて」: 170(哲学上の思索), 192
  • 「滞日雑感」: 229

集成4

『旅の空の下で』
  • 「変貌」: 028(ソルボンヌ大学哲学科), 046(哲学の論議
  • 「旅の空の下で」: 073, 075-076, 089, 090(悲劇の哲学)
  • 「早春のパリから初秋の東京まで」: 127(アランの主意主義的哲学思想)
  • 「『ことば』について」: 141(哲学や思想)
  • 「文化の根というものについて」: 166, 169, 170, 175, 177(デカルト哲学), 180
  • カルティエ・ラタンの周辺にて」: 197(哲学的思索)
  • 「初秋のパリから」: 214(哲学的概念による論議

集成5

「故国日本にまつわるエッセー」
  • 「三十年という歳月」: 310(哲学的社会学的理解)

[語彙]哲学者学者

集成1

『バビロンの流れのほとりにて』
『流れのほとりにて』
  • 1957/6/17: 304

集成2

『城門のかたわらにて』
  • 1958/11/2: 031(近代の本当の哲学者たち)
『砂漠に向かって』
  • 1967/3/30: 345(私の内的苦悩に照応する稀な哲学者の一人)
  • 1967/6/9: 412, 414(過去の偉大な哲学者)

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「ひかりとノートル・ダム」: 056(哲学の老大家), 063
  • 「遥かなノートルダム」: 085

集成4

『旅の空の下で』
  • 「変貌」: 042(新しい哲学者), 052
  • 「旅の空の下で」: 089
  • 「文化の根というものについて」: 173
  • 「偶感」: 242(古来の哲人)

集成5

『木々は光を浴びて』
  • 「雑木林の中の反省」: 034(哲学者)

[人名][哲学]デリダDerrida, Jacques

[語彙]展開→発展

[語彙]転調音楽

集成1

『バビロンの流れのほとりにて』
  • 1953/10/14: 032
  • 1956/3/26: 139
  • 1956/8/30: 188
『流れのほとりにて』
  • 1957/4/19: 231(不思議な転調)
  • 1957/4/27: 269
  • 1957/6/1: 277

集成2

『城門のかたわらにて』
  • 1959/8/23: 104
『砂漠に向かって』
  • 1966/1/26: 275(色彩の転調)
  • 1967/6/27: 446

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「ある夏の日の感想」: 121
ノートルダム寺院を主題にする」

集成4

『旅の空の下で』
  • カルティエ・ラタンの周辺にて」: 188(色彩の転調)
その他
  • 「リールケのレゾナンス」: 278(同じモティーフの無限の転調)

日記

  • 1967/12/27: 3-486

[語彙]伝統

集成1

『バビロンの流れのほとりにて』
  • 1953/12/26: 093(イギリス人の持久力とか伝統の力とか)
  • 1954/1/5: 110
  • 1956/3/26: 140
  • 1956/4/1: 152
  • 1956/4/12: 163(ある古い精神的伝統)
  • 1956/5/9: 165(「調和の法則と伝統」), 167, 168(フランス哲学の伝統)
  • 1956/8/6: 173
『流れのほとりにて』
  • 1957/4/22: 255
  • 1957/4/26: 264
  • 1957/7/7: 316
  • 1957/8/22: 345(フランス思想の伝統), 347
  • 1957/8/23: 349(ギリシアの伝統)
  • 1958/2/17: 430

集成2

『城門のかたわらにて』
  • 1958/11/4: 035
  • 1958/12/14: 064(パウロの精神的伝統)
  • 一九六八年版へのあとがき: 157(「伝統」的な日本の言葉)
『砂漠に向かって』
  • 1965/12/29: 256(フランス文化の伝統的なライシスムとナショナリスム)
  • 1965/12/31: 261(フランスという社会の伝統と生活との重み)
  • 1966/1/10: 267(伝統ということの一つの面)
  • 1966/9/8: 293(歴史的、伝統的含蓄)
  • 1966/9/18: 303(普遍とか伝統とか進歩とかいうもの)
  • 1966/11/27: 307(歴史と伝統), 308(デカルトの伝統), 309(伝統と進歩)
  • 1967/3/10: 323(服従の偉大な伝統)
  • 1967/3/28: 340(伝統的教育法)
  • 1967/5/26: 375(歴史と伝統との一切)
  • 1967/6/8: 407
  • 1967/6/10: 418(巨大なユダヤイスラムキリスト教的な地中海的伝統)
  • 1967/6/21: 442(日本の伝統的慣習)
  • 1967/8/30: 459(フランスの国土と伝統), 469
  • 1967/11/7: 496(伝統と進歩)

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「霧の朝」: 014(西欧文明の伝統), 016(伝統、或いは継承ということ), 017-020, 024
  • 「ひかりとノートルダム」: 044-045, 050(伝統主義), 053, 057, 065, 070
  • 「遥かなノートルダム」: 082, 097
  • 「ある夏の日の感想」: 122-123, 125, 131-133
  • 「パリの生活の一断面」: 158-160, 163-164(歴史的伝統的語)
  • 「ルオーについて」: 181, 206
  • 「思索の源泉としての音楽」: 212, 215
  • 「滞日雑感」: 233(日本の伝統的文化), 229-230, 233-234
ノートルダム寺院を主題にする」

集成4

『旅の空の下で』
  • 「変貌」: 024(伝統と現在、更に将来), 046, 048(伝統の断絶)
  • 「旅の空の下で」: 088(伝統的価値), 089, 092(伝統復帰), 098(「伝統」), 100(社会的伝統)
  • 「『ことば』について」: 145(伝統的共同体的発想), 156(伝統的名辞)
  • 「文化の根というものについて」: 159, 168, 169(伝統的思想), 170, 171, 172, 173, 176, 179(美を産むための永い生成と経験と蓄積とからなる伝統)
  • カルティエ・ラタンの周辺にて」: 205
  • 「初秋のパリから」: 216(フランスの伝統の真髄), 221
その他
  • 「リールケのレゾナンス」: 275(歴史と伝統の姿)

集成5

『木々は光を浴びて』
  • 「雑木林の中の反省」: 033, 044
  • 「木々は光を浴びて、……」: 065, 066(ヨーロッパのキリスト教的伝統)
  • 「暗く広い流れ」: 093-094(伝統的な倫理)
  • 「パリ」: 243, 245, 271, 274
「故国日本にまつわるエッセー」
  • 「故国の情感」: 281
  • 「三十年という歳月」: 313(キリスト教的伝統)

[事項][日本]天皇天皇

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「ひかりとノートル・ダム」: 070(天皇絶対制)

集成5

『木々は光を浴びて』
  • 「木々は光を浴びて、……」: 060, 062
  • 「パリで中国を想う」: 128
  • 「大陸の影の下で」: 165-166
  • 「感想」: 232, 234
「故国日本にまつわるエッセー」
  • 「八月十五日の感想」: 288
  • 「三十年という歳月」: 304, 305(「天皇制」), 306-308(天皇論議), 313

日記

  • 1969/3/26: 4-560